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あ~頭が・・・・

今日は頑張ってEnglish Grammar in UseをUnit 89までしました。昨日はUnit75まで終えていたので、今日で14Unitしたことになります。今日やったところは冠詞や名詞の単数、複数等けっこう取り組みやすい内容が中心だったので、いつもよりは楽にできたというのもあるのですが、でももう限界。。。。。

あさってから忙しくなる予定で、そのまえに念入りに掃除もしておきたいので、明日は大掃除の日。そんなわけで今日は明日の分までこなそうと必死だったわけです。

English~は、前の基礎編に比べて説明が多くて、それを読んで問題を解くとけっこう辛いものがあるんですよね。ふと気が付くとテキストをじーーーーーっと見つめたまま固まってる状態だったりするので、今日は説明も問題も全部音読しながらやってみました。

でも、音読すると、意味はわかっても発音のできない単語というのに度々出くわし、それを辞書(この場合は電子辞書で)でひいたり発音記号を確認したりしていると、時間はどんどん過ぎ・・・・・・

なんとしてでも、今年中にこのテキストを終わらせたいんですよ。いっきにやっても記憶にはほとんど残らないだろうけど、でも、ときどき覚えてることもあって、別のテキストを読んでるときでも、冠詞がつくかつかないか、時制はどうか等々けっこう気にするようになってきました。

そういえば定冠詞の使い方、イタリア語と違う部分もありませんか?

そのことが私に混乱をきたすのか、逆にイタリア語の整理もできてラッキーだと思えるのかはまだ不明。
# by puntarellina | 2007-11-14 23:26 | 英語

「外国語上達法」に関して付け加えたいことがあります。

私は30歳過ぎてからイタリア語を学び始め10年以上になるのですが、それを知ったときの人の反応はだいたい二つに分かれます。

①「え~、だったら私にもできるかも」

②「え~、語学センスがいいのね~、でも私は無理」


①は正解、②は見事な勘違い(笑)。


私は①の反応をされると嬉しくなって、そうそう、一緒に頑張ろう!って誘います。

②の反応には正直いって当惑してしまいます。あまりの現実とのギャップにリアクションに困るんです。「そうなんですよ。昔から語学は好きだったので」と、次に生まれ変わったら言ってみたいですねえ(笑)。


語学を学んでる方、ご興味のある方は、思いのほかたくさんいらっしゃって、時々「私は○年も英会話スクールに通っているのに上達できないのですけど、才能がないのでしょうか」というご相談も受けることがあるんです。

私は自分自身が語学の才能に恵まれているとはただの一度も思ったことがないので、彼らの気持ちが痛いほどよくわかります。
でも、才能がないわけじゃないのですよね。ましてや頭が悪いのかな、なんて思わないでいただきたいです。そんなこと言われたら私なんて・・・・


それに、上達できない理由なんて、そんなの決まってるじゃないですか。


ただ単に勉強時間が足りないだけなんですよ。


だって、仮に週1時間のレッスンに1年行ったとすると1年で48時間。もし家で学習していなかったら1年でたったの48時間ですよ。ってことは3年間で144時間。

フツーは無理だと思いません?

日本で1年間英会話スクールに通った場合の48時間という授業時間は、一日4時間レッスンがあるイタリアの語学学校では2週間ちょっとで消化する時間です。たったの2週間ですよ。つまり単純計算すると、イタリアの語学学校に半年行けばそれだけで480時間です。

「何年語学学校に通った」というのと勉強量はイコールにならないってことですよね。

だからいっそのこと学習履歴を時間単位で換算してみたらいいんじゃないでしょうか。

つまり一年間で週1回のレッスンでしか勉強していないなら「私は48時間勉強しました」ってことになるし、レッスン以外に週10時間の自宅学習をしていたなら、レッスンの48時間+自宅学習480時間=528時間てことで、「私は528時間勉強しました」っていう具合になります。

こうして計算してみると、英会話スクール通学期間はどちらも1年間なのに、両者では実際の学習時間が全く違うことがわかりますよね。

528時間と48時間との差はとうぜん自宅学習分の480時間。それを考慮せずに「私は何故上達しないんだろう・・・」と悩むのはまだ早い。とりあえず480時間の自宅学習をしてから悩んでも遅くはないと思いますよ。

たとえ語学センスがあっても、48時間での上達は難しいのでは・・・。
たとえ語学センスがなくても、528時間勉強すればどうにかなるのでは・・・。


お勤めされてるかたは、週10時間の学習時間を捻出するのは大変ですが、とりあえず半年、もしくは1年と期間を区切って、通勤電車の中でだけは絶対勉強する、と決意してみてはいかがでしょうか。もしくは会社帰りにスタバのようなカフェに寄って、1時間だけ勉強っていうのでもよいかも。カフェは自宅より集中してできますよ。

私は、語学スクール等は一週間の自宅学習の成果を確認する場、自分で学習した際の疑問点等を明らかにする場と考えることにし、スクールのレッスンのみで上達できるとは思わないようにしています。

日本で普通に生活していれば外国語は必要ないし、興味がなければ学ぶ必要はないと思います。
でももしも本当は勉強してみたいのだけど自分にはセンスがないからだめ、と思われている方がいらしたら、それは全くの思い違いなので、是非自分に自信を持っていただきたいなって思います。

私はいまだに語学センスはないですが、それなりに真剣に10年勉強すればそこそこ形になるものだな~と実感しています。
まだまだ勉強は足りないけれど、語学を学んだお蔭でいろんな方と知り合うことができたし、またイタリア語を介して友達をつくったり、本を読んだりイタリア映画が好きになったりと、楽しみも増えました。今は別にイタリアに行かなくてもネットでラジオも聴けて、テレビのニュースもドラマも見られるので日本にいながらでも充分楽しめます。
だからちょっとでも語学学習に興味があるなら、私には無理なんて思わず今日からでも始めていただけたらいいのにって(何語であっても、学習仲間が増えるのは嬉しいですしね)思うんです。
# by puntarellina | 2007-11-13 13:40 | 語学学習

ソフィー・キンセラの本

先日Can You Keep a Secret?を購入したって書きましたけど、やっぱり英語じゃ無理でした(^^;

ソフィー・キンセラの本はコメディなので、机に向かって辞書をひきながらじゃつまらないと思います。わからない単語があっても勢いでざくざく読んだほうがストーリーに入り込めるし、平易な文章なので理解もしやすくかなり笑えます。だからこういう本は寝室で寝る前に読みたい!って思うのは私だけかもしれませんが、なにしろ私にとっての読書タイムは就寝前と電車の中なものですから。

そんなわけで、結局英語での読書はあきらめて、同じくソフィー・キンセラのI love Shopping con mia sorellaをイタリア語で読んでいます。

ソフィー・キンセラの本_f0154218_20481917.jpg

写真はイタリア語版の表紙ですが、英語版はこちらです。

この本はシリーズもので、今私が読んでるのは4冊目なのですが、毎回飽きずに楽しく読んでいます。英語を学習している方にもイタリア語を学習してる方にもお勧めですよ。

因みに日本語版はシリーズの3冊目まで出版されているようです。
# by puntarellina | 2007-11-11 20:48 | イタリア語

「外国語上達法」

映画でも有名なミラン・クンデラ著「存在の耐えられない軽さ」の訳者で知られる千野栄一氏による「外国語上達法」は、私の座右の書です。

イタリア語を学び始めてからというもの、いかにして語学を習得するか毎日が試行錯誤でした。

最初の頃は先生の言うとおりにやっていけばよかった。でも上達すればするだけ自分の勉強法を確立していく必要があります。

音読は一体何回くらいすればいいの?勉強時間はどれくらい?聴き取れなくてもラジオやテープは流してた方がいいの?それとも・・・・???

もう頭の中はクエスチョンだらけでした。

イタリア語学習に費やすお金も限られていましたので、なるべくお金をかけずに勉強しようと思った時期もありました。

そんなときにであったのがこの本です。

すでに語学学習方法を知ってる方には目新しいことは書かれてないと思います。

でも、私は次の一文を読んで目から鱗が落ちたんですよね。


その一文とは

「上達に必要なのは-お金と時間」

です。

なんだ、当たり前じゃない。

そう思われる方は、語学習得の方法を既にご存知の方だと思います。

一方、語学コンプレックスのかたまりだった当時の私には当たり前などとは思えず、むしろ衝撃的でした。

なぜなら、当時私は「どうせ頭のいい人や語学センスのある人は、さほどのお金も時間もかけずにさらりと習得できるのよね。」と本気で思っていましたから(もちろん、センスのいい方は私よりはるかに短期間で習得されていることは間違いありませんし、既に1つ以上の外国語を習得されてる方の語学習得ははるかに早いはずです)。

しかも上記の一文は、著者が語学の神様とあがめていたある教授に、「語学上達の条件は?」と質問した際の回答だったのですからなおさらです。

つまり、なんなく習得しているように見える人でも、そして語学の神様とあがめられている人でも、ここぞというところにはきっちりお金も時間もかけているのだ、という事実。

そんな当然の事実に、私はこの本によって遅ればせながら気づかされたわけです。

以下本書からの抜粋です。

「語学の上達には、まずお金をかけなければだめであるということであった。先生ご自身もあるロシア夫人に月謝を貢いでロシア語を習得されたそうである。人間はそもそもケチであるので、お金を払うとそれをむだにすまいという気がおこり、その時間が無駄にならないようにと予習・復習をするというのである。・・・・(中略)・・・・先生のおっしゃるには神様は大変公正であって、お金だけあってもだめで、時間も必要だとの話であった。もし、お金だけで語学ができるのであれば、松下幸之助氏など何十という言語を身につけられるはずである。・・・(後略)・・・」

そして時間をどのようにかけるかに関してはこのように述べています。

「外国語の習得には時間が必要である。これは他の学科の習得といささか違う。私は心理学の専門家でないので、その知識はあまり頼りにならないが、外国語の習得には記憶が重要な役割を演じており、記憶には繰り返しが大切で、そのためには時間が必要なのである。そして、その時間の使い方について一言するならば、ある外国語を習得しようと決心し、具体的に習得に向かってスタートしたときは、まず半年ぐらいはがむしゃらに進む必要がある。これは人工衛星を軌道に乗せるまでロケットの推進力が必要なのと同じで、一度軌道に乗りさえすれば、あとは定期的に限られた時間を割ければいい。」

-岩波新書「外国語上達法」千野栄一著-

この本を読み、イタリア語習得のためにしっかりお金と時間をかける覚悟ができたのだと思います。留学の最終決断を下したのもこの本によるところが大きいかも。

また、英語学習における今の私の取り組みは、抜粋の最後の部分にある「半年ぐらいはがむしゃらに進む」をそのまま実践しているだけです。


「外国語上達法」_f0154218_23491888.jpg

千野栄一氏がチェコ語の権威であるということにちなみ、プラハのみやげ物やで買った香水瓶の写真(ほとんどおもちゃみたいなかんじですけど)。

余談ですが、私が次に住みたいと思っている街はプラハなんですよ。
まあ、住むというのは大げさでも一ヵ月くらいはのんびり滞在したいですね。2年前にこの街を訪れた際に夫が、ここは住んでみたい街だねと言ったこともあるかもしれません。

さらに言えば、子供の頃、一番行きたい街はどこかと父に聞いたら、その答えがプラハだったのも忘れられません。当時外国といえばアメリカ、フランス、イギリス、ドイツあたりがせいぜい思い浮かぶくらい。そんな時代にプラハというのは驚きでした。今から思えば68年のプラハの春の後でもありましたから、父の東欧(今は中欧ですね)への関心も一番高まっていた時期だったのかもしれません。そして音楽音痴の父がこれだけは好き、といって聴いていたのもチェコの作曲家ドヴォルザークの「新世界」でした。

チェコに関心を持つ前から、チェコ語が専門である千野栄一氏の著書を愛読していたということもなにかの縁かなとも思っています。そういえば結婚前に夫が、僕は映画では「存在の耐えられない軽さ」が好きなんだとも言ってました。こうしていろいろ考えてみると、私がプラハに興味をもつきっかけって今までもいっぱいあったんだなーって思います。
# by puntarellina | 2007-11-10 19:07 | 語学学習

Luna di miele

先日ロベルトと電話で話してたら、彼の従兄弟が新婚旅行で日本に来るっていうのです。

イタリア人で新婚旅行先に日本を選ぶってけっこう変わってるんじゃないかなー。日本語習ってる従兄弟がいるなんて話もロベルトから聞いてないし、どうして日本に決めたのか彼らに会ったら聞いてみたいです。

もちろんユーロ高もあるのだろうし、イタリアが日本(食?)ブームっていうのもあるかもしれないけど、ともあれ新婚旅行先に日本を選んでくれるのは、日本人の私としては嬉しい限りです。

でも驚いたのは彼らの旅程。東京に数日滞在した後、富士登山→京都2泊→奈良1泊→広島1泊→東京1泊→ローマという強行軍。

まるで日本人がアレンジしたみたいな旅程です。もしくは日本人ぽいイタリア人なのかな?

いい旅をして日本を好きになって、イタリアの友達みんなに日本の宣伝して欲しいですね。

*タイトルのLuna di mieleはイタリア語でハネムーン、新婚旅行の意味です。
  Luna=moon miele=honeyです。蜜月って訳そのまんまなんですね。
# by puntarellina | 2007-11-10 00:19 | イタリアあれこれ