強烈なインパクトを受けた。
今日は家事をほったらかしにして映画を鑑賞。
クロード・シャブロルの作品2本。今、シャブロル特集やってるの。
1本目は「甘い罠」

2本目は「引き裂かれた女」

どちらも女性の心理描写がすごいなあと思った。
特に人間の心の奥に潜む闇の描き方が絶妙。
さて、「甘い罠」は、イザベル・ユペールとアナ・ムグラリスの競演。イザベル・ユペールの表情ってぞぞぞっとするのよね。
一方「引き裂かれた女」に出演していた、ブノア・マジメルって「ピアニスト」に出てた人みたいなんだけど、あの時は全然魅力を感じなかったのに、この映画ではけっこう好きなタイプだった。
「言葉で真実は語れない」のフレーズは、「引き裂かれた女」で出てきたの。
このセリフこそが、真実を語っているなぁと。
どんなに言葉を尽くしても語りつくせないこともあるし、そのもどかしさは誰もが経験していることではないかと思う。
シャブロルの他の2作品も来週中には頑張って観にいくつもり。以前映画館で予告編を見て以来、ずっと気になっていた監督だったけど、映像もストーリーも好き。
フランス語がちょっとでもわかれば、より楽しめるんだろうなあ。