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イタリア語訛り

「日本人がイタリア語訛りでスペイン語喋るのって面白いね~」

これは、以前私がスペイン語を習っていた先生に、初めて会った際に言われたことです。

一応お断りしておきますが、スペイン語をイタリア語訛りで喋るからっていって、イタリア語が流暢ってわけではないのです。単にスペイン語とイタリア語ではアクセントの位置が違うってことに気づいていなかったってだけなんです。

で、数回のレッスンの後、先生からさらに具体的な指摘がありました。動詞のアクセントの位置がすっかりイタリア語だって・・・

スペイン語の場合、たとえば「眠る」は「dormir」、「勉強する」は「estudiar」で、動詞の語尾は「r」で終わるのですが、私はいつのまにかdormire、estudiare(イタリア語は正しくはstudiareですが)という具合に、語尾に”e”をつけてしまっていたので(そうしないとなんだかおさまりが悪くて。。。^^;)、アクセントも自ずとイタリア語風になっていたわけなんですよ、トホホ。

で、これはやばいと思いまして、それ以後かなり注意を払っていたので、てっきりイタリア語訛りはなくなったかと思っていたのですが、今日会ったスペイン人が私に言いました。

「イタリア語話すって言ってたけど、わかるわかる、だってあなたのスペイン語、イタリア語訛りだから」

だって・・・・・

因みに今日指摘を受けたのは「pero」の言い方。

「pero」は日本語で「しかし」の意味なんですけど、
正確にはイタリア語は
però
スペイン語は
pero

お気づきのようにイタリア語は「pero」の「o」にアクセントがついて「ò」となり、ペロォ~って発音になるんです。

で、今日もいつもの習慣で、なんの疑いもなく「ペロォ~」って言ってたら、スペイン語の発音は「ペロ」で、後ろにアクセントは置かないのよってけらけら笑いながら言われました(ーー;

これでイタリア語訛りだけならまだしも、私の場合はその肝心のイタリア語が日本語訛りなので、つまり日本語訛りのイタリア語訛りのスペイン語を話す・・・・ということになっているんだろうと思います。

これってもう笑ってごまかすしかないですよね(今日もそうした)。
by puntarellina | 2009-08-25 23:55 | スペイン語