タグ:イタリア映画 ( 33 ) タグの人気記事

Happy Family

イタリア語の先生から借りていたDVDを観ました。

「ぼくは怖くない」「エーゲ海の天使」のガブリエーレ・サルバトーレス監督新作「Happy Family」です。

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構成が面白く、登場人物もみんなとっても個性的。映像もこの監督さんの作品はいつも美しいと思います。


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by puntarellina | 2011-10-14 07:50 | イタリアあれこれ

久々に

ナンニ・モレッティの新作をDVDで観ました。イタリア語の字幕もついていなかったのだけど、ストーリーにもしっかり入り込めて久しぶりに映画を楽しんで観賞することができました。

この映画、私はとっても気に入ったのです016.gif 
でも好き好きあるかもね006.gif

映画の内容はこちらで。

trailerはこちら↓


映画の中で流れたMercedes SosaのTodo Cambiaという曲が大好きでした。


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by puntarellina | 2011-10-02 20:35 | イタリアあれこれ

Mine Vaganti

出勤日の方が気持ちが楽なんですよね~。勉強できない言い訳がなりたつから・・・今日は言い訳の成り立たない1日。こんなに勉強嫌いだったとはね~。

さて、ルカのお勧めの映画。
オズペテクさんの新作(といっても、もうDVD発売されてますが)です。
リッカルド・スカマルチョだんだん味が出てきましたね。来年の映画祭で上映されるかな☆ 



そういえば、私はイタリア滞在中、1割くらいしか聞きとれない時でも、平気で映画館行ってました。でも映画館通いの理由は実は他にあって、映画館ってイタリアでは珍しく冷房が効いてる場所で、昼寝するのに最高だったんです^^; ローマの夏の夜は暑くて暑くてねー(エアコンなんて夢のまた夢だったの)、睡眠不足は映画館で解消してたの。
でもその時の映画館通いがあるから、イタリア映画好きの現在の私があるのかなと思います。
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by puntarellina | 2010-08-26 08:24 | イタリアあれこれ

VIVA イタリア映画祭3

元カノ/カレ
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イタリア人やスペイン人の知り合いからの評判もけっこうよかったし、ブリッツィ監督ということできっちり笑わせてくれるだろうと、毎年映画祭に一本だけ観に来る友人にもこの映画を勧めたのですが、思った以上に楽しい映画で、友人もとても喜んでくれました。

とはいえ、その友達は無類の映画好きで、どんな作品でも好奇心を持って観てくれるので、今から思うと「重なり合う時」とか「ジュリア~」とかも観てもらいたかったな。

ともあれ、この映画はいつでも楽しんで観れそうなので、イタリア版DVD(イタリア語字幕付き)を購入し、イタ語学習を兼ねて時々観たいなと思いました。それに、日に2本も3本も観賞する映画祭ではコメディが1本あると気分転換にもなっていいです。こましゃくれたことをいう子供を、父親が「まるでナンニ・モレッティの子供みたいだ」っていうのが可笑しかったです。ナンニ・モレッティからのクレームは来なかったのでしょうかね(笑)。

重なり合う時
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怖かったです。こんなに本格的なサスペンスとは思っていなかったので、怖いところでは逃げ出したくなりました。端の席だったら本当に会場を飛び出してしまっていたかも。
観賞中は怖そうな場面の時は目をつぶってしまいたかったのですが、聴覚的にも怖い映画だったので目をつぶると音でなおさら驚くだろうし、会場にいるみんなも一緒に観ているのだから・・と自らを励ましながら頑張って観ました^^;。

終わってみれば、最後までちゃんと観て本当によかったと思いました。単に怖いというのではなく、ストーリーもよいのです。そしてなにしろ役者が巧いのですよ。主役2人が。クセニア・ラパポルトは言わずもがなですし、男優のフィリッポ・ティーミは「勝利を」でベニート・ムッソリーニとその息子の二役を演じたあの人だったのですね。すごすぎる・・・

あと、終盤の種明かしもすごく面白かったです。

意外な結末に関しては、現実ならこれはありそうな感じ、と思いました。ハリウッド映画ではありえないかもしれませんが、このへんがイタリア映画たる所以かもなんて思ったりして。ちょっとシルヴィオ・ソルディーニの「風の痛み」の結末も思い出しました。

観た直後は怖さだけが印象に残ってたけど、日が経つごとに怖さが薄れてきて、作品の良さをしみじみ味わえるようになりました。もう一度落ち着いて観たいです。

やがて来たる者
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重くて辛い映画だということはわかっていましたが、見逃せないと思いました。実家から帰ってきて東京駅に到着したのが15時25分。映画の開始が45分でしたので、20分で新幹線から映画祭会場へ。近いので結果的には楽勝でしたけれど。

ともあれ駆けつけた甲斐がありました。どんなに辛くてもこれは現実の出来事であるし、戦時中の日本軍だってどれだけ残酷なことをしてきたのか。そこから目をそらしてはいけないのだと思いました。

それにこういう機会でもなければ観ることのない映画で、知ることのなかった歴史的事実を知ることもでき、イタリア語学習者としては実にありがたい機会を与えてもらったと思います。

女の子がとてもかわいいこと、とても果敢であること、子どもゆえの強さや正義感が、絶望の中に輝く一筋の希望であり、救いでもありました。


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さて、以上10本を観賞したわけですが、それぞれに良さがあり、どれもこれも観てよかったと思うものばかり。

その中でも特に印象に残った映画を考えてみました。
で、一週間たった今でも印象深く残っている映画は次の2作。

「ジュリアは夕べに出かけない」「重なり合う時」です。

そして特別賞は、
「勝利を」「頭を上げて」かな。「ただただ圧倒」と「気になって仕方がない」って感じ(笑)。
「勝利を」は、マルコ・ヴェロッキオ監督とのQ&Aがあったことで、より作品に近づけた感もあります。

早くも来年の映画祭が楽しみです053.gif
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by puntarellina | 2010-05-09 23:17 | イタリアあれこれ

VIVA イタリア映画祭2

バール・マルゲリータに集う仲間たち
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プーピ・アヴァーティ監督の作品ははずれも時々ありますが、「心は彼方に」を断トツ筆頭に「二度目の結婚」「ジョバンナのパパ」がそれぞれに印象深く、今回も期待していました。そしてネーリ・マルコレ(この作品ではなんでも数を数える人)が出ているのを知り、これは面白い映画だと確信。眠い目をこすりつつ朝イチでいった甲斐がありました。イタリアならではのコメディという印象を持ちました。 

勝利を
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良いとか悪いとかを超越したところにある作品だと思いました。ジョバンナ・メッツォジョルノは大好きな女優さんですが、ここまでの迫力とは。マルコ・ヴェロッキオ監督の作品は、圧倒されるか爆睡するか(退屈なのではなく難解すぎて私にはついていけない^^;)のどちらかなのですが、これは間違いなく前者。こういう作品を見せてもらえることこそが映画祭の醍醐味かなと。

ハートの問題
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キム・ロッシ・スチュアートとアントニオ・アルバネーゼが共演したら、コミカルで哀しくて、ハートフルな映画かしら・・・?と思わせ、そしてその期待をよい意味で裏切らない映画でした。ステファニア・サンドレッリやカルロ・ヴェルドーネが、まんまの役柄で出てきたのも面白かったです。大好きな映画です。

頭を上げて
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最後がええ~っ??という感じで観終えた直後は感想の言いようもありませんでした。最後のエピソードが余分だと思ったんです。でもパンフレットで監督のこの映画への想いを読み納得。

「できるだけ人生に近い映画を撮ろうとすれば誰でもおもうはずだけど、人生は決して連続した道すじを辿らないから、ぼくらが何年がかりで計画を進めていても、不慮の出来事で突然、やり直しや方向転換を迫られたりするよね。これが脚本の出発点だった。」(映画祭パンフレット、監督へのインタビュー記事より引用)
確かに現実の世界では、映画や小説のように筋道たてて物事っておきないですものね。それを映画で表現したかったってことなのでしょうか。

又、監督は「メロがソーニャをプールに連れていくシーンで映画を終わらせるという大きなプレッシャーがあったけれど・・・」とも述べているので、どのような展開が観客に受け入れられやすいのかとを分かった上での筋書きだったようですね。監督のチャレンジャー精神(?)に敬意を表したいと思いました。観客が気に入るであろう筋書きに背を向けたっていうのが面白いです。

私はメロとソーニャが心を通わせ、いつしか惹かれあい恋愛に発展・・・というのを期待し、半ば確信していたのですけど、アルモドバル映画観過ぎじゃない、な~んて声も^^; 

敢えてこのような盛りだくさんの映画にしてしまった監督の次回作が早く観てみたいです。何故ならチャレンジ精神旺盛な人って一作ごとに成長しそうだから。

                                  ・・・つづく
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by puntarellina | 2010-05-06 22:46 | イタリアあれこれ

イタリア映画祭1

イタリア映画祭、東京ではもう終わってしまいましたね。

今年は座談会にも行けず、例年よりも行ける日が限られていたので、満足できずに終わってしまうかしら・・・と思っていたのですが、まったくの杞憂でした。

なんとか時間を工面し、結果10本観ることもでき、そしてそのどれもが、観てよかったと思える作品であったというのが、本当に嬉しかったです。個人的には今までで一番満足のいく映画祭でした。
ラインナップもバラエティに富み、重いのあり軽いのあり、ハートフルなものありサスペンスありと、一日3本観ても、いつも新鮮な気持ちで次の映画に臨めたというのは、とてもよかったです。そのお蔭で私には珍しくうたたねすることもなかったし・・^^v

加えて嬉しかったことは、今回ほんとうにたくさんの人と会えたこと。新しい方との出会いもありました。イタリアでは何人もの友達が誘いあって映画に行き、観賞後はああでもないこうでもないと感想を述べ合うことが多いのですが、その習慣を思い出しました。

さて、当初は映画祭の記事を書くつもりはなかったのですが、あまりにもみんなよい作品ばかりだったので、備忘録にちょっとした感想を書きとめておくことにしました。
(ネタバレあり。粗筋未記入のため観賞した人以外にはわけがわからないかも^^;)

「ただ、ひとりの父親」
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知り合いのイタリア人が面白かったよと言ってたのですが、実は主役にもテーマにもそれほどの興味もなく、あまり期待していませんでした。でも、とってもハートフルで後味の良いでした。主役も写真で見るより動いた方が魅力的。又相手役のディアーヌ・フレーニは、数年前に東京国際映画祭で上映した「マイ・ブラザー」にも出ていた女優さんなのですけど、彼女の笑顔が魅力的でした。

「ジュリアは夕べに出かけない」
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観終えた後も暫くの間、グイドやジュリアを思っては、余韻にひたっていました。果たしてグイドはどうするべきだったのか、ジュリアが救われる道はなかったのかを考え続けずにはいられなかったのです。

グイドは優しい男性なのだと思いました。それほど美男でも魅力的でもないけれど、人をけっして拒絶しない優しさがある、だからこそあのような状況にあるジュリアも惹かれていってしまう。
孤独で精神的にも追い詰められた状態にある時、人は、自分を受け入れてくれる人に寄りかかりたいもの。それがグイドだったのかなと。

グイドがずるい男には私は思えませんでした。優しいけれど優柔不断な弱い男なのだと思いました。ジュリアを受け入れたことも、ジュリアに娘と再会させてあげたことも、彼の最大限の優しさであり良心だったのだと思います。でも、それは結果的にとても中途半端で無責任なものとなってしまい、それによってジュリアの絶望は決定的なものとなってしまうのです。ジュリアはグイドに出会わなければ、出所を迎える日まで水泳のインストラクターをし、それなりの人生を送れたのかもしれない。

でもたとえその後に絶望が待っていようとも、人を好きになり、そして娘に再会できる希望を抱けたことの方がよかったのか。これは答えのでない問いなのかも。

そういえば、終盤ジュリアが嫉妬をむき出しにするシーンがあり、一瞬「危険な情事」を思い出しました。そのまま2人共々破たんに向かうのかと思ったのですが、ジュリアは身を引くのですよね。嫉妬を表現したことで、その後の彼女の選択がより重いものに感じました。

ただ、グイドは元のさやに収まってズルイという見方をする人もいたので、それもなるほどと思いました。私自身、再度観た時にまた印象が変わるのかもしれません。


コズモナウタ-宇宙飛行士
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監督は女性の方なのですが、インタビューで「本物の思春期を描きたかった」と述べているように、女の子が少しずつ大人になっていく過程が丁寧に書かれていて面白かったです。ふふっと笑わせてくれる場面もあり、また自分の思い通りにならないがゆえに意地悪になってしまうシーンにちょっと苛立ったり、その一方で、こういうことって私にもあったなあと思い出させてくれたり。
あと音楽もとってもよかったです。cuore mattoは、アルモドバルの「バッド・エデュケーション」でも印象的なシーンで流れていましたが、60年代を代表する曲なのですね。

・・・続く・・・
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by puntarellina | 2010-05-05 23:08 | イタリアあれこれ

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今日は東京国際映画祭で「テン・ウインターズ」(Dieci inverni)を観てきました。

ある男女が偶然出会い、ある時は恋人のように、ある時は友達のように、偶然にもしくは必然的に会っては別れ、そして再会し、という10年にも渡る関係を綴ったラブストーリーです。舞台はヴェネツィアとモスクワなのですが、中でもモスクワの景色が美しかったです。街の風景も大学の図書館も。考えてみればロシアの映像をこんなにじっくり観たことはなかったかもしれません。

実は今日は体調が悪くて家にいようかと思ったのですが、寝込むほどではないし、だからといって家にいればだらだらするだけだしと迷った末に出掛けてきたのですが、観に行ってよかったです。

trailerはこちらです。素敵ですよ♪

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ところで、映画の最後に流れた曲が、映像にマッチしていて印象に残ったので調べてみたらVinicio Caposselaの 「Parla piano」という曲でした。



Parla piano e poi
non dire quel che hai detto gia’
le bugie non invecchiano
sulle tue labbra aiutano
tanto poi
è un’altra solitudine specchiata
scordiamoci di attendere
il volto per rimpiangere
Parla ancora e poi
dimmi quel che non mi dirai
versami il veleno di
quel che hai fatto prima…
su di noi
il tempo ha gia’ giocato ha gia’ scherzato
ora non rimane che
provar la verita’
Che ti da’ che ti da’
nascondere negli angoli
dire non dire
il gusto di tradire una stagione
sopra il volto tuo
pago il pegno di
volere ancora avere
ammalarmi di te
raccontandoti di me
Quando ami qualcuno
meglio amarlo davvero e del tutto
o non prenderlo affatto
dove hai tenuto nascosto
finora chi sei?
cercare mostrare provare una parte di sé
un paradiso di bugie
La verita’ non si sa non si sa..
come riconoscerla
cercarla nascosta
nelle tasche i cassetti il telefono
che ti da’ che mi da’
cercare dietro gli angoli
celare i pensieri
morire da soli
in un’alchimia di desideri
sopra il volto tuo
pago il pegno di
rinunciare a me
non sapendo dividere
dividermi con te
Che ti da’ che mi da’
affidarsi a te non fidandomi di me..
Sopra il volto tuo
pago il pegno di
rinunciare a noi
dividerti soltanto
nel volto del ricordo
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by puntarellina | 2009-10-22 08:22 | イタリアあれこれ

イタリア映画祭2日目

この日観たのは「ジョバンナのパパ」。

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1938年、ボローニャ。美術教師として働くミケーレの最大の関心事は、可愛くて仕方がない一人娘のジョヴァンナだった。順調に見えた生活だったが、ある出来事で一変してしまう。第二次世界大戦前後という激動の時代の波にあおられる父と母と娘の三人家族の人生を、名匠アヴァーティが格調高く描いた本作は、本国でヒット。父親役を好演した名優シルヴィオ・オルランドは、08年ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞に輝いた。2010年公開予定。
(イタリア映画祭HP作品情報より)

以下ネタバレあるかも・・・。

プーピ・アヴァーティの映画は胸がぎゅーっと締め付けられるような内容が多いのですが、この映画も例に漏れず。ミケーレの娘ジョバンナへの愛情は、見方によっては的はずれのものかもしれない。ジョバンナの病状も悪化してしまうのではとも思えてしまう。そんな彼の愛情表現は理解の域を超えると思う人もいるだろう。でもそもそも肉親の愛情とはそういうものなのかもしれません。エゴイスティックで、理不尽で、盲目的で、そして無限なのでしょう。

そんなミケーレに私の心は鷲掴みにされ、最後のシーンではぐずぐずと泣いてしまいました。映像を観て泣くというより、ミケーレの人生や家族への想いが胸に響き、その思いを反芻しては泣けてくる・・・というような状況で、上映後ミケーレ役のシルヴィオ・オルランドさんが舞台に出てきたときも、まだぐずぐずいってました。

これだけ泣けてしまったというのには、ジョバンナ役のアルバ・ロルヴァケルと、ミケーレ役のシルヴィオ・オルランドの演技力によるところも大きいと思います。

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そもそも「もうひとつの世界」(2002年イタリア映画祭にて上映。イタリア語タイトル「Fuori dal mondo」)を観て以来、シルヴィオの演技が好きでした。

でも、上映前後のシルヴィオの舞台挨拶と質疑応答で、ますます彼が好きになりました。

というのも、シルヴィオ自身はミケーレと似ていると思うかという質問への回答の中で、彼は

「ミケーレは完璧な人間ではないと思う。でも完璧なものから詩情は生まれない。不完全なものだからこそ、そこに詩情が生まれるんだ。」

と答えたのです。

このフレーズを聞き、そうそう、彼の演技、特に問題を抱えた不完全な人間を演じる時の彼の演技には詩情がある・・・と思ったのです。そしてそれが私の心に響く。。。

シルヴィオの素晴らしいコメントと、その空気を丸ごと伝えてくださった通訳の岡本さんに感謝です。
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by puntarellina | 2009-05-17 23:00 | イタリアあれこれ

久々にイタリア語の世界にど~っぷり浸れた5日間。今回は10本観ました。体力勝負って感じだったのですけど、やっぱり疲れがでたのか、後半は息切れ気味。かなりの頻度で居眠りしてしまいました・・・(意味ないじゃん・・・・^^;)

ところで、映画祭1日目に観たのは3本。1本目で寝てしまい暗雲漂う幕開け(?)でしたが、その後はすこぶる好調。

以下一言ずつ感想(てか単にこれ観ましたって程度の一言報告)・・・時々ネタバレあり。

<よせよせ、ジョニー>
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初っ端からゆる~い感じで、これって寝ろってことですか・・・?と問いつつやっぱり寝てしまいました^^;
体調次第で別の感想も持てたかもしれないんですけど寝不足が痛かった。雰囲気は嫌いじゃなかったんだけどな。。。

<運命に逆らったシチリアの少女>
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マフィアもの、シチリアものには妙に惹かれてしまう私ですが、これも例外ではありませんでした。重いテーマでありがながら、一気に引きこまれ時間を忘れて見入りました。

リタと共にマフィアと戦う検事が暗殺されたシーンを観て、これは有名な検事に違いないとわかりつつ、そのときは名前が思い浮かびませんでしたが、パンフレットを読みボルセリーノ検事であると確認。

以前Rai clickでボルセリーノ検事に関するドキュメンタリーを観たような気がするのですが、今Rai clickにかわってRaiTVなんですね。HPが変っててよくわからず探しきれませんでした。残念

ボルセリーノ検事に関してはこちらをどうぞ。

<見わたすかぎり人生>
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めちゃくちゃ面白かったです。今年のベストスリーに入るかな。主役のマルタ役イザベッラ・ラゴネーゼもよかったですけど、その上司ダニエラ役のサブリーナ・フェリッリがはまり役でしたね。こういうイタリア女いるいるって思いながら観ていました。

エリオ・ジェルマーノは役柄によって顔つきも変るみたい。トニ・セルヴィッロもそうですけど、変幻自在の役者ですね。
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by puntarellina | 2009-05-06 11:17 | イタリアあれこれ

シルヴィオ・オルランド

シルヴィオ・オルランド(Silvio Orlando)がヴェネツィア映画祭で男優賞を受賞しましたね~072.gif

私にとってのシルヴィオ(シルヴィオっていうと、「恋愛マニュアル」のシルヴィオ・ムッチーノを思い出しますが、今回は別のシルヴィオです^^)は「もうひとつの世界」(2002年のイタリア映画祭で上映)のエルネスト役なのですが、彼は去年映画祭で上映された「カイマーノ」や、主役ではないものの今年イタリアで話題作となった映画「カオス・カルモ」(来年の映画祭で観たいですね~)に出演していることからもわかるように、今やイタリア映画には欠かせない存在になっていることは明らかです。

「もうひとつの世界」は1999年のドナテッロで最優秀作品賞を受賞しましたが、マルゲリータ・ブイはこの作品のカテリーナ役で最優秀主演女優賞を受賞しているんです。ところがシルヴィオはノミネートされつつも最優秀主演男優賞は逃すのですが、いったい彼の受賞を阻んだ奴は誰だろうと思って調べたら、なんとっ!!「ラジオ・フレッチャ」の主役を演じた麗しのステファノ・アッコルシ様だったんですよ016.gif

そっか~、それなら仕方ないな~

・・・・・と、私が思ったかどうかは内緒ですが028.gif、今回のヴェネツィア映画祭ではついにS・オルランドがやってくれました。これから益々活躍の場を広げてくれることを期待していますよっ049.gif

さて、↓の映像は「もうひとつの世界」(fuori dal mondo)のtrailerの、なぜかスペイン語版012.gif。ちょっと古めの映画だからイタリア語のが見つからないのです。でもルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)の音楽も素敵ですのでご参考までにどうぞ001.gif

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by puntarellina | 2008-09-07 10:09 | イタリアあれこれ