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Swallows and Amazons

英語で読書シリーズ(え、そんなシリーズあったの?)3冊目は、アーサー・ランサムの「ツバメ号とアマゾン号」。

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                    (英語版の表紙です)

「ツバメ号~」は「ナルニア国物語」と共に私の幼少時代の愛読書でした。ナルニアは大人になってからも読んでいますが、「ツバメ号~」は子供の頃に読んだきりなので、なんとなく内容は覚えてるけどディテールまでは覚えていないという、英語の多読には最適な本かなと思いまして取り寄せていたのです。そして実家に帰る際、車中で読もうと持参したのですが、電子辞書を忘れたことに気付き唖然(辞書なしでは私には難しいのです007.gif)。
諦めようかと思ったのですが、他に読むものがなかったので開き直って強引に辞書なしで、こんなイラスト↓を頼りに読み進めました037.gif
                 
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そして、ほんとーーーーに強引に100ページ読んだのですが(読む速度が速いのではなく、実家が遠いだけなんですけどね・・)、その無理がたたり、その後一ヶ月は全く手をつける気になりませんでした・・・

でも、一ヵ月も経ってるしそろそろどうにかしなくては、と漸く重い腰をあげ、その辺にどさーっと一塊になってた本や新聞や雑誌の山の奥底から引っ張り出し、再び読み始めることにしたんです。

最初から読み始めようか、続きからにしようかとかなり悩みましたが、400ページあるので初めから読んだらちょっとめげそう・・・と思い、一ヵ月前に読んだ(というか、英文の上に目を滑らせた)続きからにしたのですけど、いきなり面白い場面だったので、一ヵ月振りとは思えないほどすぐにストーリーにのめりこむことができました。

子供の頃もこういうシーンにわくわくしながら読んでいたのを懐かしく想い出します。このシリーズを読むたびに、舞台になった湖水地方ってどんなところだろう、いつか行きたいなって思ってたんですよね(まだ行ってないけど・・・)。

頑張って最後まで投げ出さずに読めますように。
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by puntarellina | 2008-05-26 18:57 | 英語

え?私のこと?

今日久しぶりにNHKの実践ビジネス英語を聴いていたら(1週間遅れだけどネットで聴けるんですよね。CDのように編集されていないし、ラジオよりクリアなので聴きやすいです。→こちら)、次のフレーズを聞いてギョッとしてしまいました。ベンジャミンさんは私の普段の行いを見ていたのだろうか?(ー.ー;

He that is good for making excuses, is seldom good for anything else.
意味:言い訳の上手い人で他のこともうまい人は滅多にいない。
(米国の政治家・発明家ベンジャミン・フランクリンの言葉)

はあ~、耳が痛いですね。


さて、イタリア映画祭でどっぷりイタリア語に浸りまくった後遺症があるのか、その後なかなか英語にシフトできずにいましたが、学習リズムを取り戻すべく久しぶりに頑張って勉強していたら、トゥルルルルっと電話が。

なんとジョバンナでした。

電話は嬉しかったけど、せっかく頭が英語になりつつあったのに、めちゃくちゃなイタリア語で喋りに喋り捲った2時間。

その後はもちろんすっかりイタリア語モードに戻ってしまいました。

え?英語?そんな言語もありましたね~って感じですよ(T_T)。

やっぱり英語はいまいち好きになれないのかな~。
ともあれ、頑張ろう・・・
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by puntarellina | 2008-05-24 00:12 | 英語

「百本の釘」

イタ友が「百本の釘」の感想をメールしてくれました。「この映画は見る価値ないよ」って言った友達です(過去記事はこちら)。

以下、友人のメール

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エルマンノ・オルミは「百本の釘」の主人公を神に似せようとしたのだと思う(話し方や外見ももちろんだけど、イスラエル人のラズ・デガンを起用したということも単なる偶然ではないと思う)。そして主人公は、百本の釘を書物に打ち込むという行いによって教会というものを否定するわけなのだけど、監督がそこに込めたメッセージは次のようなものだと思う。

「私は教会(バチカン)の在り方を否定するのです。なぜなら、神は私達の日常生活の中に存在するものであり、豪奢な教会の図書館やバチカン(教会)の中に存在するものではないのですから。」

で、私がこの映画を好きじゃなかった理由は、メッセージの表現の仕方なの。ラズ・デガンは美形で非の打ち所がない、その一方で、住民はとっても平凡で印象も薄い。このことは、作品をいかにも作り物という印象にしてしまったと思うの。

ちょっと話はそれるけど、そういえば劇場公開前の宣伝がちょっと変わってたのよね。というのも、ポスターには釘が打ちつけられた書物のシーンが使われていたわけだけど(そういえばこの釘、よく絵画に描かれている、キリスト磔刑の釘と大きさも形状もそっくり)、そのポスターの横には「百冊の書物は、友人と飲む一杯のコーヒーほどの価値もない」といった意味の宣伝文句が書かれてあったの。映画を観るまで、私にはこのフレーズとポスターとの関連性が全くわからなかったものだから、一体何が言いたいわけ?って不思議に思ってたのよね。でも映画を観て、監督が教会、つまりバチカン(そしてその閉鎖性)を批判していることがわかったし、そのことによって漸くこのフレーズに込められた真意も理解できたってわけ。
ともかくイタリア人にもかなり理解しにくい映画であったことは確かよ。とはいってもおそらくこの難解さは、パチカンへの批判をストレートに表現したくなかったが故の監督の意図なのかもしれない。

以上、私の感想を述べたわけなんだけど、あくまで私個人の意見だから他のイタリア人がどう感じたかはわからないの。話し合ってもいないし。それに実を言うとこの映画、それほど話題にならなかったのよ。

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以上が、彼女の感想でした。カタログの解説よりずっと理解しやすくて、いろんなことにも気付かせてもらって、なるほどー、そういう視点でもう一度観てみたら、一度目とは違った発見ができるかも・・・と思いました。

尚、ラズ・デガンの声は吹き替えだったのそうです。イスラエル人ということはイタリア語が話せないってことなのでしょうか。あるイタリア人の映画評論家は、いっそのことラズ・デガンにイタリア語を喋らせた方が、遠方から来た神のイメージをより強く打ち出せたのではないかと述べていました。

イタリア映画には(特に宗教性の高い映画には)、日本人が理解しにくい内容の作品も多いので、多少でも予備知識があったほうがより深く理解できるのでしょうね。来年からは映画祭上映作品のイタリアでの評判や批評などを読んでから映画祭に臨もうかな、とふと思いました。

といっても面倒だから多分しないだろうな~~(^^;
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by puntarellina | 2008-05-19 15:20 | イタリアあれこれ

小包 da Roma

ローマから小包が届きました001.gif

お願いしていたCDとDVDが2つ。それ以外に、ステファノ・アッコルシの記事が載ってる新聞も入れてくれていたのですが、その記事に「パリは居心地がいいけど、イタリアが恋しいよ」というステファノの言葉を発見!

ムフフ、そうだろうなー012.gif

・・・と、喜んでみても私は日本にいるので、ステファノがどこにいようが関係ない話なんですけど、まあ、心情的なものもありますし。。。

それにしても今回の映画祭で観た「対角に土星」のステファノは、以前に比べてほんのすこ~しだけオーラが少なかったような気がするのだけど、それも気のせいだったかな、と思わせるような魅力的な笑顔☆

           そうそう、この笑顔↓がいいのよねー(新聞の写真ね♪)053.gif
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届けてもらったCDはイタリアの映画音楽。そしてDVDはキム様の「Piano, solo」という映画と、「Aggiungi un posto a tavola」というイタリアンミュージカルです。詳しくはまた後日。
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by puntarellina | 2008-05-12 23:18 | イタリアあれこれ

Crozza italia

Crozza italiaはイタリアのテレビ番組で、マウリツィオ・クロッツァ(Maurizio Crozza)という物まねコメディアンのワンマンショーらしいのですけど、面白いから是非見て、とイタ友からYou tubeのアドレス付きメールが届きました。

イタリア語ですが、雰囲気だけで充分笑えます003.gif


ちなみに物まねされているのはAntonino Zichichiという核物理学者です。

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学者っていうけど、具体的にはどんな人なんだろうと思って検索してみたら、こちらの記事がヒットしました。核物理学において重要な発見もしているそうですが、地球温暖化の原因が太陽の活発さや火山の影響等による可能性もあり、人間の工業活動が原因であるという根拠はないと主張し、批判された人でもあるみたいです。

英語版wikipediaのA.Zichichiの項はこちらです。

外見といい理論といい突っ込みやすい人なんでしょうかね~
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by puntarellina | 2008-05-09 23:16 | イタリアあれこれ

六日目@イタリア映画祭

今日が6日目の最終日。私にとっては4日目のイタリア映画祭です。「湖のほとりで」、「いつか翔べるように」、「副王家の血筋」の3本を見ました。


f0154218_2164055.jpg今まで3日連続で3本、2本、2本と鑑賞して一瞬でも寝てしまわなかったのが不思議でした。二日目も三日目も体調がいまいちだったにもかかわらず・・・。で、このまま最後までいけるかな~と思ってたのですが、ついに「湖のほとりで」でやってしまいました、居眠り・・・・zzz。といっても(おそらく)一瞬なんですけどね。まあ、一瞬でも、それが断続的であれば、映画の印象はかなーり薄くなってしまいます(T T)。会話のリズムと間が理想的なんですよ、寝るのに・・・・。体調がよければ、そしてこれ一作品に集中できていたら、けっこう好きな映画だったかも。雰囲気は嫌いじゃなかったんです。映像も綺麗でした。ただ真相究明の部分が妙にあっけないかなとちょっと思ったのですが、これはやはり私の居眠りのせいでしょうか。自分では判断付きかねます。あまりの眠さで、微妙な心理描写まで読み取れていないというのもあったかなあというのもあります。

一方、トニ・セルヴィッロは魅力的でしたねー。ベテラン俳優では、今年は「潮風に吹かれて」のジョルジョ・コランジェリが一番だと思っていましたが、トニも負けてはいません。無表情な中にも表情がある、ということを気付かせてくれる俳優です。イタリアのオジサマ達は声、表情、しぐさetc.が素敵ですね~。


f0154218_2183878.jpg2本目は「いつか翔べるように」です。ジョバンナ・メッツォジョルノが好演しています。美しい人ですよねー。なんでステファノ・アッコルシはジョバンナと別れちゃったんだろう・・・なんてことはどうでもいいのですが、作品は、卒業試験に落ちた若者二人がいわゆる”自分探し”の旅で向かったインドで、若さゆえの葛藤から少しずつ開放され成長していく様子を描いた柔らかで甘酸っぱい物語でした。それにしても、インドでジョバンナみたいな美人女医(しかも同国人の)に出会ってしまったら、絶対恋しちゃうなーって思います。けっこうヘビーな映画を見続けてきたせいか、ジョバンナの美貌が、砂漠の中のオアシスみたいに思え、私の気持ちまで潤してくれました。作品自体の評価はそれほど高くないみたいですけど、心に残る映画でしたよ。

全然関係ないけど↓は、L'ultimo bacio(最後のキス<日本未公開>)で共演しているジョバンナとステファノ。
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最後の映画は「副王家の血筋」。
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映像も絢爛豪華で美しく、また主役コンサルヴォ役のアレッサンドロ・プレツィオージは、純真で権力を憎む若者から、抗いがたい貴族の血によるものなのか、気が付けば、権力と貴族という階級に異常なまでに執着する父と同じ道を歩もうとしていく者への変遷を、見事に演じきっていたと思います。映画祭最後を飾るに相応しい映画でした。シチリア好きの私にはなおさらです。

とはいっても、いくつか気になる点がありました。

この映画にヴィスコンティの「山猫」でアランドロン演じたタンクレディと同じ名前の子が出てきて、気になって仕方がなかったのですが、当時のシチリアで流行ってた名前なのでしょうか。タンクレディっていったらA・ドロンでしょう、と私は思ってしまうので、ちょっと不思議な感じでした。また、音楽ではモーツァルトのレクイエムの中からラクリモーサを使ってたように思うのですが、映像のイメージが似ていることもあって、ついつい映画「アマデウス」とダブってしまうんです(内容は違うけれど)。で、これも、モツレクはアマデウスでしょうって思ってしまうんですよね。全然違う雰囲気の映画(映像)に使われていたらそうは思わなかったのだろうけど・・・
同じ音楽が様々な映画で使われることは確かによくあることだけど、アマデウスはモーツァルトの映画だから、それ以上にモツレクがぴったりの作品はないでしょうと思ってしまいます、ってこんなことを思うのは私だけかもしれませんが、でも映画自体がよかっただけに、ちょっと残念でした。

ともあれ、これで今年の映画祭は終わりました。それぞれに趣の違う作品でとても楽しかったです。終わった途端に来年のラインナップが気になるのって気が早すぎますかね?すでにいくつか上映して欲しいと思う映画があるんですけど・・・^^;
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by puntarellina | 2008-05-06 23:39 | イタリアあれこれ

三日目@イタリア映画祭

今日は「潮風に吹かれて」と座談会、その後「ひばり農園」を見ました。

「潮風に吹かれて」ではジョルジョ・コランジェリの魅力にはまりましたー。
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今回の映画祭中、現段階では一番印象に残る俳優かも。ローマ出身だからか彼の話すときのアクセントがなんとも懐かしかったです。
美形というのとは違うんだけど、例えば、ローマの友人の、ぶっきらぼうだけど優しい叔父さんみたいな感じで、友人宅に遊びにいくと時折その叔父さんがいて、私を見かけるや「Ciao bella!」(意味としては単に”こんにちは”の意味で特に深い意味はないのだけど、”bella”はもともと”美しい”って意味なので、慣れていないとついつい「やあ、べっぴんさん」くらいのことは言われてるような錯覚を起こす)と言ってウインクするので006.gif、私は思わず照れてしまう012.gif・・・みたいなシチュエーションにぴったりなタイプ

・・・・と妄想はこのへんでやめときます(笑)

注)ウインクはそのへんのおっちゃんでも普通にしますので特に深い意味はない^^;

f0154218_15172614.jpg(ジョルジョ・コランジェリ)












f0154218_155553.jpg「ひばり農園」は、第一次世界大戦中にトルコで起きたアルメニア人虐殺を描いた作品ということもあり、何度か目をそむけてしまうほど残虐なシーンもあったのですが、こういう事実があったのだと知る意味でも見るべき映画であったと思います(私、知りませんでした・・・)。思わず涙がでてしまうシーンもありました。映画後も、こういう事実を知らずにいたあまりに無知な自分への怒り、また、映画を見て泣くことしかできない無力さにもどかしさを感じて辛くなり、気休めにせめていま少しの情報をと、監督であるパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニへのインタビュー記事を読んでみたはいいものの、映画を思い出して、地下鉄に乗っていたにもかかわらず涙がじんわり。私が今やるべきことは泣くことではなく、事実をしっかりと認識することだというのに。家に着いて現実に戻るまで、頭のなかでぼんやりと民族紛争や民族浄化のこと、かつて民族紛争に巻き込まれたはずであろう、サラエボ出身の友達のことなどを考えていました。
機会があれば原作を読んでみたいと思います。
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さて、二つの映画の間に座談会がありました。いつものように最後に質疑応答タイムがあったのですが、はらはらどきどきスリル満点、ときおり眩暈も・・・

嬉しかったことは、オズペテク監督が日本の印象をとても好意的に話してくださったことです。彼の友達が地下鉄で財布を落としたのだけど、ちゃんと見つかったというエピソードを話してくれ、そんな国は日本以外にないと言ってくれました。
最近の日本はいろいろ物騒な事件も多く、住み難くなったなと私は悲観的に思っているわけですが、それでもまだまだ捨てたものじゃないと嬉しくなりました。

サイン会はパスしました。オズペテク監督に会いたかったのでよほど列に並ぼうか迷ったのですが、体調も悪いし次の映画も控えてたので、諦めて某百貨店をうろうろし、その後はベンチに座ってぼーっとしていました。サイン会に並ばないと気分的にいまいち盛り上がりませんが、「ひばり農園」をじっくり鑑賞できたのはよかったかも。

今日までで、7本見ました。残りの3本は6日に見ます。

体調整えて頑張りまーす♪
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by puntarellina | 2008-05-03 23:58 | イタリアあれこれ

二日目@イタリア映画祭

今日は「日々と雲行き」と「百本の釘」を見ました。

以下、なんの役にもたたない、超個人的感想(感傷?)。

f0154218_22454056.jpg「日々と雲行き」は、見ていて苦しくなりました。とても切ない映画です。それはストーリーがそうだから、というだけではないんです。主役のアントニオ・アルバネーゼが、私のイタ友に似ているのですよ。以前見た彼出演の「2度目の結婚」でも似てるなあーと思ったのですが、アルバネーゼ(が演じる役どころ)と友人は、見かけや表情だけじゃなく、いつも割を食ってしまうところなんかがそっくりなんです・・・。と、そんなわけでついつい私情が入ってしまい見ているのが辛くなってしまった次第。でも映画で繰り広げられる数限りない諍いのあとに描かれる優しさには救われました。体調最悪の状態での鑑賞だっただけに、なかなかヘビーでしたよ。

f0154218_22423669.jpg「百本の釘」に関しては、イタ友が「Non vale la pena di vederlo」(見る価値がない)とばっさり切り捨てた作品でした。彼女は、エルマンノ・オルミは好きだけど、この作品には失望だ、でも外国人が見たら印象は違うかも・・・って言うのです。私は、見る価値があるかどうかを知るためにも絶対見るって言ったんです(というより全作品鑑賞できるパスポートチケットを買ってたので見ないと損なんです。<笑)。
すると彼女は、そうそう、ラズ・デガンが主役だから、彼を見るという目的でだったらいいかも、だってすっごいBello(カッコいい)なの、と・・・

なんでも20代の彼女がまだ幼い頃、ラズ・デガンは超人気のあるモデルだったのだそうです。その後アメリカに住んでいた時期があったのだそうで、その間はイタリアであまり活動しなかったらしいのですが、最近イタリアに戻ってきてメディアにまた登場するようになったのだ、と嬉しそうに語っていました。
思わず、なんだ、それだけでも「ne vale la pena」(見る価値がある)じゃない、って言ったら、友人も、あ、そうね、って(笑)。

ラズ・デガンのことはともあれ、不思議な映画でした。そして、ストーリー自体にはそれほど惹かれるものはなかったけれど、映像も美しいし、友人がこきおろすほどひどい映画じゃないと私は思いました。正直なところ、好きかどうかはわからないけど嫌いじゃない、という感じ。
ただ、映画祭カタログで秦早穂子氏が書いていた、エルマンノ・オルミの神への問いかけについては私はよくわかりませんでした。それは私がキリスト教になじみがないから実感しにくいということもあるのかもしれませんし、単に感受性がないだけなのかもしれません。一方、先のイタ友はatea(無神論者)なので、そこに強い嫌悪感のようなものを感じたのかもしれません。それとも全く違う理由で嫌いなのでしょうか。興味があるので今度聞いてみようと思います。

                     ↓はラズ・デガン。
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by puntarellina | 2008-05-02 23:41 | イタリアあれこれ

初日@イタリア映画祭

今日は「対角に土星」、「考えてもムダさ」、「まなざしの長さをはかって」の3本を見てきました。疲れていたにもかかわらず居眠りもせずしっかり楽しめたのは快挙。作品がどれもこれも魅力的だったからですね。どの作品でも上映後にゲストへのQ&Aがあっていろいろお話も聞けたし、私にとっては完璧な初日でした。

3作とも好きな映画でしたが、特に「まなざしの長さをはかって」は、3本目に見て一番疲れていたはずなのに、ストーリーにぐいぐい引き込まれ、一番集中して見ることのできた作品でした。イタ友が絶賛していた映画だったのですが、同監督の前作が期待はずれだったってこともあり、好みじゃなければ疲れて寝ちゃうかも・・・と不安でしたがまったくの杞憂でした。一般公開して欲しいけど(他の2作も)、それが無理ならせめてDVDになって欲しいです。
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by puntarellina | 2008-05-01 23:19 | イタリアあれこれ

田舎暮らし

1週間ほど実家に帰ってきました。実家の居間ではまだストーブも炬燵も使っていたので、東京駅に降り立った途端、あまりの暑さに(寒いところからきたからなおさら暑く感じた)汗がじんわり。

田舎から東京に出てくると、イタリアから帰って来るときと同じような違和感を感じてしまいます。まるで時差があるのかなって思うほど。田舎は時間の流れがゆったりなので、東京に帰ってきた直後はテンポの速さにも乗り切れなくて、電車に乗るときとか、なんかあせっちゃう。

でも、こっちに帰ってきて玄関のドアを開け、荷物を降ろしてやれやれと思うのは、もはや実家はわたしにとっての我が家ではないということなのでしょうね。1週間ぶりに我が家に帰り、ベランダの植物がかなり枯れているのを発見して慌てて水遣りをしたり(夫はいたはずなんだけど・・・)、割れた(割った?)皿がなにげに置いてあるのを見つけて、あ~あ、と思ったり、まあ、帰ってきたからといってすぐにくつろげるわけでもなく、お洗濯して、そのへん片付けて、晩御飯作って等々で疲労感が倍増しても、それでもここが一番落ち着くなあ。

でも、こんな疲れた状態であした3本も映画見れるんだろうか・・・・・

下の写真2枚は、実家の庭にある私の好きな樹たち。

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私の一番のお気に入り。世紀の巨木といわれてるらしい。母は、庭師さんはなんでうちみたいな家(巨木を植えるほどの敷地はない)にこんなの植えたのかなあ・・・と不思議がってる。
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白樺。確実に成長してる。以前は屋根より下だったけど、今では1階の屋根を軽く超えた。
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by puntarellina | 2008-05-01 00:16 | 日々の出来事