日本の文化を楽しむ

実家の前の部分には、亡き父の事務所があり、今は1階部分は踊りのお稽古に貸し、2階部分は叔母がお琴教室に使っています。踊りは毎週あるわけではないのですが、ジョバンナを連れて帰った日はちょうどお稽古がはいっていて、運良く日本舞踊の練習風景を見学することができました。

私達が到着したときは、踊りの先生はまだ和室で休憩しているときで、その前の廊下を通って茶の間に行くため、母と私とで廊下に座って先生にご挨拶をしたのですけど、ジョバンナもみようみまねで一緒に正座して手をついて挨拶をしてくれました。

翌日は叔母がお琴を教えに来たので調弦を手伝いながら、3人で「さくらさくら」を弾きました。お琴は13弦で、上から一、二、三と数えていくのですが、楽譜はすべて漢数字で書かれてあり、しかも11弦目から13弦目までは確か斗、為、巾(間違ってたらごめんなさい^^;)のように記載されてあるので、さくらさくらの歌を聴いたこともないジョバンナは最初四苦八苦していましたが、なんとか頑張ってくれて、最後は叔母が伴奏を入れ3人でのミニ合奏を楽しみました。

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その翌日は、母が毎週通っている近所のお茶の先生のところへいきました。先生はその翌日から家の修理を頼んでいたらしく、お稽古の準備がちゃんとできないからポットのお湯で簡単にしますとのことだったので、私達もジーパンで行きますと伝えていたのですが、いざ蓋を開けてみれば、全員が和装(母は私達が浴衣を楽に着られるよう前日から紐をつけたり丈を調整したりといろいろ準備をしていました)、そして先生はポットどころかお炭の準備までしていてくれ、ジョバンナにあわせて仮名だけで書かれた芭蕉の句の掛け軸を選んでいてくれました。

私は以前は実家に帰るたびに母に連れられてお茶のお稽古に来てはいたのですが、習っていたわけではないし、しかもここ数年ご無沙汰でしたから作法は全くちんぷんかんぷん、よって訳すときも超いい加減。

ジョバンナがお薄を入れた後のお片づけで、先生がまずお手本に茶せんを洗う所作をしてくれたのですが、洗い終えた後、「コン」とお茶碗の淵で音を立てて茶せんを置いたような気がしたので、「ジョバンナ、そこで置くとき音を立ててね」っていったんですよ。

ところがなんと、そこは音を出してはいけないところ。

しかも、ジョバンナったら、一回だけ「コン」って立てれば全然目立たないのに、いきなり「コン、コン、コン、コン、コン・・・」って派手にやってくれたから、ごめん、そこ音立てちゃだめ、って言わなきゃいけないのにおなかがよじれそうなほどおかしくって、でもげらげら笑うわけにもいかないし、は~、ほんとに苦しかったです041.gif

おまけに、お客様として座っているときも、先生が「ジョバンナさんはきっと可愛いらしくて華やかな方だろうと思って七宝(模様?)のお茶碗を準備したんですよ」と言われたので、七宝をどう説明しようかと迷っていたら、ジョバンナがさっさと辞書を引いて嬉しそうに「わかった!codaのことでしょ」って・・・、

もーおなかがよじれて死にそうでした~003.gif。だってcodaって尻尾のことなんです。

七宝(シッポウ)と尻尾(シッポ)。日本語って難しいですね037.gif

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by puntarellina | 2008-09-06 17:37 | イタリアあれこれ