三日目@イタリア映画祭

今日は「潮風に吹かれて」と座談会、その後「ひばり農園」を見ました。

「潮風に吹かれて」ではジョルジョ・コランジェリの魅力にはまりましたー。
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今回の映画祭中、現段階では一番印象に残る俳優かも。ローマ出身だからか彼の話すときのアクセントがなんとも懐かしかったです。
美形というのとは違うんだけど、例えば、ローマの友人の、ぶっきらぼうだけど優しい叔父さんみたいな感じで、友人宅に遊びにいくと時折その叔父さんがいて、私を見かけるや「Ciao bella!」(意味としては単に”こんにちは”の意味で特に深い意味はないのだけど、”bella”はもともと”美しい”って意味なので、慣れていないとついつい「やあ、べっぴんさん」くらいのことは言われてるような錯覚を起こす)と言ってウインクするので006.gif、私は思わず照れてしまう012.gif・・・みたいなシチュエーションにぴったりなタイプ

・・・・と妄想はこのへんでやめときます(笑)

注)ウインクはそのへんのおっちゃんでも普通にしますので特に深い意味はない^^;

f0154218_15172614.jpg(ジョルジョ・コランジェリ)












f0154218_155553.jpg「ひばり農園」は、第一次世界大戦中にトルコで起きたアルメニア人虐殺を描いた作品ということもあり、何度か目をそむけてしまうほど残虐なシーンもあったのですが、こういう事実があったのだと知る意味でも見るべき映画であったと思います(私、知りませんでした・・・)。思わず涙がでてしまうシーンもありました。映画後も、こういう事実を知らずにいたあまりに無知な自分への怒り、また、映画を見て泣くことしかできない無力さにもどかしさを感じて辛くなり、気休めにせめていま少しの情報をと、監督であるパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニへのインタビュー記事を読んでみたはいいものの、映画を思い出して、地下鉄に乗っていたにもかかわらず涙がじんわり。私が今やるべきことは泣くことではなく、事実をしっかりと認識することだというのに。家に着いて現実に戻るまで、頭のなかでぼんやりと民族紛争や民族浄化のこと、かつて民族紛争に巻き込まれたはずであろう、サラエボ出身の友達のことなどを考えていました。
機会があれば原作を読んでみたいと思います。
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さて、二つの映画の間に座談会がありました。いつものように最後に質疑応答タイムがあったのですが、はらはらどきどきスリル満点、ときおり眩暈も・・・

嬉しかったことは、オズペテク監督が日本の印象をとても好意的に話してくださったことです。彼の友達が地下鉄で財布を落としたのだけど、ちゃんと見つかったというエピソードを話してくれ、そんな国は日本以外にないと言ってくれました。
最近の日本はいろいろ物騒な事件も多く、住み難くなったなと私は悲観的に思っているわけですが、それでもまだまだ捨てたものじゃないと嬉しくなりました。

サイン会はパスしました。オズペテク監督に会いたかったのでよほど列に並ぼうか迷ったのですが、体調も悪いし次の映画も控えてたので、諦めて某百貨店をうろうろし、その後はベンチに座ってぼーっとしていました。サイン会に並ばないと気分的にいまいち盛り上がりませんが、「ひばり農園」をじっくり鑑賞できたのはよかったかも。

今日までで、7本見ました。残りの3本は6日に見ます。

体調整えて頑張りまーす♪
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by puntarellina | 2008-05-03 23:58 | イタリアあれこれ