「リメンバー・ミー」

イタリア映画紹介第2弾、今日は、「リメンバー・ミー」です。

2005年のイタリア映画祭では「私のことを覚えていて」のタイトルで上映されましたが、いつのまにかタイトルを変えてDVD化されていました。モニカ・ベッルッチ、ファヴリツィオ・ヴェンティヴォリオ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・ムッチーノとイタリアでは超有名な俳優が勢ぞろいというところがミーハーに徹していてよろしい。

監督のガブリエレ・ムッチーノはけっこうかっこよくて、俳優にもなれそうな外見なんですけど、現に彼の弟は俳優であり、この映画にも出演しているシルヴィオ・ムッチーノなんです。最近は日本でもシルヴィオ主演の「イタリア的恋愛マニュアル」が公開されたので、ご存知の方もいるのでは。

さて、ガブリエレ・ムッチーノの話に戻りますが、彼は「幸せのちから」でハリウッド進出をも果たした新進気鋭の監督なんです。でも、私は「幸せの~」はあまりにもアメリカ的で全く好きじゃありませんでした。この映画だったらムッチーノじゃなくてもいいんじゃない?って感じ。彼には「リメンバーミー」のように、ミーハー的にイタリア人俳優の有名どころを勢ぞろいさせて、こってこてなイタリア映画を作って欲しいなーと思うのです。

ちなみにこちらが「リメンバー・ミー」のtrailerです。イタリア語のみで字幕はありませんが、雰囲気は伝わると思います。

映画の最後に流れるエリーザ(Elisa)のAlmeno tu nell'universo(宇宙の中にあなただけ)も聞いてみてください。

オリジナルは先日ロベルト・ムーロロとのデュエットでもご紹介したミア・マルティーニ(Mia Martini)の曲です。

ミア・マルティーニはコカインの多量使用のために47歳で亡くなったそうなのですが、彼女の死にはいまだに謎に包まれた部分が多いのだそうです。そういえば彼女の妹ロレダーナ・ベルテも歌手ですけど、以前から彼女の奇行は有名で確か先日も自殺未遂を起こしてたような。

私はミアのドラマチックな歌い方が好きなのですが、この映画の主題歌としてはエリーザの方がいいと思います。というのもtrailerを見ていただければわかるように、映画にはヒステリックなわめきあい、叫びあいのシーンも多く、耳鳴りがキーンってしそうなくらい。

そんなシーンの後にまったりとした曲調とエリーザの声は、クールダウン効果があってとっても癒されるのです。
[PR]
by puntarellina | 2007-12-16 12:16 | イタリアあれこれ