Venvenuti!

先月29日は、ロベルトの従兄弟クリスティアーノとその妻キアラと一緒に過ごしました。彼らに東京案内をしてあげた、といいたいところですが、彼らは来日3日目にして、既に半年前から住んでいるかのようなリラックスぶり、おまけに驚くべき情報収集力で、とてもとても初来日とは思えません。そのおかげでかなりスムーズな観光ができました。

ただこれほどスムーズに見るべき場所、行くべきところを無駄なく周れたのは、彼らの決断力と判断力によるところも大きかったと思います。多くのイタリア人のように、なにかしようとするたび、ああでもないこうでもないと無駄な議論をすることが一切なかったのは、とても心地よかったです。彼らはそれぞれ自分の意見はいうものの、程よい妥協点をすぐに見つけてくれるし、多くの情報の中からきちんと取捨選択できるというすばらしい能力の持ち主でもありました。

そして特筆すべきはキアラの頭の回転の速さです。彼女は私のへたくそな説明を完璧に理解してくれました。その説明というのが、彼らが翌日に計画していた箱根周遊に関するものだったのですが、なにせ私自身知識がないので、パンフレットを読みながらのしどろもどろの説明だったわけです。例えばケーブルカーや登山鉄道に乗るにはその都度切符を買った方がよいのか、周遊券を買うのがよいのか。新宿からロマンスカーに乗るとすればもちろんロマンスカー乗車券付き周遊券が得なのですが、彼らはJRパスがあるので、なるべくならJRで行きたいということでした。となると、経路もちょっと変わってくるしパスの種類も変わってくるのです。もちろん箱根に詳しければそれほど難しいことではないのですが、箱根には車で行くことが多く、公共交通機関のみを使って周遊したのは大学時代が最後なのでよく覚えてないんですよね。なのにキアラは私の意味不明、支離滅裂な説明を聞きながらいともかんたんに旅のアレンジをしてのけました。
箱根行きの情報収集をするべく小田急観光に行ったのは、7時過ぎで、彼らは朝から築地、上野の美術館を周り、私が合流してからは、上野でのAsimo展を見て、アメ横でキアラは散々迷いながら古着の着物を買い、時差ぼけもあってぐったり疲れ果てた状態で新宿に着いたので、クリスティアーノの目は真っ赤に充血していて思考能力ゼロ状態。そんな中キアラの頭の回転の速さだけが際立っていました。私もこんな奥さん欲しい・・・と思ってしまいました。

しかも驚いたことはこればかりではありません。箱根周遊パスを購入した後、彼らをみどりの窓口に連れて行き新幹線の時刻を調べたのですが、私が「品川で乗って小田原で降りるのよ」というと、キアラが「この字を見たら降りればいいのよね」っていいながら、JR時刻表のあの小さな文字を見ただけで「小田原」と漢字でさらさら手帳に書き写すんですよ。
お見事というほかありません。
                                                ・・つづく・・
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上野公園にて
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by puntarellina | 2007-12-06 10:27 | イタリアあれこれ