原風景

子供の頃の原風景・・・

学校の裏山に登り、木のつるにつかまってターザンごっこをしたこと。

そして、大きな柳の木をアスランと名付けて、その下に、水晶を埋めたこと。


先日小学校時代からの親友Iちゃんから珍しく電話がありました。

彼女が住んでいるのは盛岡。

5月に私が盛岡に行った際、10年ぶりくらいで再会したことは、以前ブログにも書きました。

彼女は子供も3人いて、今はお父様も入院中で多忙の日々を送っているため、電話で話すことは本当にまれなのです。

お喋りはだから5月以来だったのだけど、その間に彼女にはいろいろ大変なことが起こり辛い夏を過ごしたと。

だから、電話で話したかったのだそう。

とりとめもなく近況報告や家族のことなどをお喋りしつつ、気がついたらまたいつものように私たちが共に過ごした幼いころの話になりました。

彼女はお父様の転勤に伴い、幼稚園から中学1年までの8年間を私の地元で過ごしたのです。その間で私が彼女と親しくなり一緒に遊んだのは、小学校4年のクラス替えの後から中学1年の途中で彼女が転校するまでのほぼ3年間。

これまで年賀状だけのやり取りという時期も随分長くありました。

なのに、関係がこうして続いているのがとても不思議だね~と私が言ったら、

ナルニアやコロボックルの話題で共感できるっていうところに戻るんじゃないか、と彼女が言うのです。

最初に書いた私の原風景の中に常にいるのはIちゃん。

大きな柳のアスランとは、言うまでもなくナルニア王国の、あのアスランで、それはもちろんIちゃんと一緒に考えて決めたのです。そして一緒に水晶を埋め、一緒に山歩きをしました。

あの頃のあの原風景から少しもぶれてない私がいて、彼女も原点はそこにあると。

その後、彼女は俳句や茶道や日本美術のジャポニズムへ、私はイタリアンワールド、そして南米ラテンワールドへと興味の対象は別の方向へ向かっているのだけれど、2人とも原点がナルニアにあるから理解しあえるんだよねと。

ナルニアの最初のシーン、洋服ダンスを開けて中に入るとそこからナルニアの世界へむかうあのシーン。

それはいまだに私をワクワクさせるし、大きなアンティークの衣装ダンスを見ると、思わず開けて中を覗いてみたくなるのも、ナルニアが存在しているんじゃないかと今も心のどこかで思っているからなんですよね。Iちゃんもきっと同じ気持ちなはず。

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私たち、どれだけ長い間会えなくても、どこか遠くに離れても、一生友達だねと思わず言ったら、

彼女が

お墓参りまでだねって。

どっちかが先に死んで、生き残った方がお墓参りをするまでだねって。

この彼女の言葉を深く心に刻みました。

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by puntarellina | 2011-09-16 10:28 | 日々の出来事