VIVA イタリア映画祭2

バール・マルゲリータに集う仲間たち
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プーピ・アヴァーティ監督の作品ははずれも時々ありますが、「心は彼方に」を断トツ筆頭に「二度目の結婚」「ジョバンナのパパ」がそれぞれに印象深く、今回も期待していました。そしてネーリ・マルコレ(この作品ではなんでも数を数える人)が出ているのを知り、これは面白い映画だと確信。眠い目をこすりつつ朝イチでいった甲斐がありました。イタリアならではのコメディという印象を持ちました。 

勝利を
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良いとか悪いとかを超越したところにある作品だと思いました。ジョバンナ・メッツォジョルノは大好きな女優さんですが、ここまでの迫力とは。マルコ・ヴェロッキオ監督の作品は、圧倒されるか爆睡するか(退屈なのではなく難解すぎて私にはついていけない^^;)のどちらかなのですが、これは間違いなく前者。こういう作品を見せてもらえることこそが映画祭の醍醐味かなと。

ハートの問題
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キム・ロッシ・スチュアートとアントニオ・アルバネーゼが共演したら、コミカルで哀しくて、ハートフルな映画かしら・・・?と思わせ、そしてその期待をよい意味で裏切らない映画でした。ステファニア・サンドレッリやカルロ・ヴェルドーネが、まんまの役柄で出てきたのも面白かったです。大好きな映画です。

頭を上げて
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最後がええ~っ??という感じで観終えた直後は感想の言いようもありませんでした。最後のエピソードが余分だと思ったんです。でもパンフレットで監督のこの映画への想いを読み納得。

「できるだけ人生に近い映画を撮ろうとすれば誰でもおもうはずだけど、人生は決して連続した道すじを辿らないから、ぼくらが何年がかりで計画を進めていても、不慮の出来事で突然、やり直しや方向転換を迫られたりするよね。これが脚本の出発点だった。」(映画祭パンフレット、監督へのインタビュー記事より引用)
確かに現実の世界では、映画や小説のように筋道たてて物事っておきないですものね。それを映画で表現したかったってことなのでしょうか。

又、監督は「メロがソーニャをプールに連れていくシーンで映画を終わらせるという大きなプレッシャーがあったけれど・・・」とも述べているので、どのような展開が観客に受け入れられやすいのかとを分かった上での筋書きだったようですね。監督のチャレンジャー精神(?)に敬意を表したいと思いました。観客が気に入るであろう筋書きに背を向けたっていうのが面白いです。

私はメロとソーニャが心を通わせ、いつしか惹かれあい恋愛に発展・・・というのを期待し、半ば確信していたのですけど、アルモドバル映画観過ぎじゃない、な~んて声も^^; 

敢えてこのような盛りだくさんの映画にしてしまった監督の次回作が早く観てみたいです。何故ならチャレンジ精神旺盛な人って一作ごとに成長しそうだから。

                                  ・・・つづく
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by puntarellina | 2010-05-06 22:46 | イタリアあれこれ