ラテンビート映画祭

昨日「ミツバチのささやき」の記事を書いていて、そういえばラテンビート映画祭のことも書きたかったんだってことを思い出しました。

9月にあったラテンビート映画祭。シルバーウイーク前に始まり、連休中ずっと開催されていましたが、私は出掛ける予定があったので、連休前の仕事の後に観られるものを中心に3本観ました。


「命を燃やして」(メキシコ映画)
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「カミーノ」(スペイン映画)
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「セックスとパーティと嘘」(スペイン映画)
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最初に観たのは「命を燃やして」だったのですが、一気にストーリーにのめり込みとっても楽しく観賞しました。これは幸先がよいと思ったのですが他の2本が最悪。



以下、独断と偏見に満ち満ちた単なる文句なので、ご興味のない方は飛ばして下さいね。

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カミーノのあの母親は見ているだけでいらいらしてきました。カミーノが男の子と踊るシーンとかもわざとらしくて嫌いでした。「ミツバチのささやき」は、ファンタジックなシーン等もとっても自然で、本当なのでは?と思ってしまうほど。大げさではないゆえの品があるんですよね。それに比べると(比べる方が間違ってるかもしれないけど)カミーノは悪趣味な映画だな~と思いました。これがスペインの賞総なめとはね~

因みに、先日ブランカのご主人とそのお友達3人と会った際、カミーノを観たか聞いたんです。そうしたら1人だけ観た人がいて、感想を聞いたらあの母親がやりすぎで(女優がではなく描き方がという意味だと思います)かなりヘビーな映画だったしあまり好きじゃないと言っていました。でも出来の悪い作品とは言ってなかったので、映画そのものの質は否定していないのかな~と思ったり・・

そして、さらにひどかったのが「セックスとパーティと嘘」。呆れてあいた口がふさがらなくなりました。この映画、なんの意味があるんだろう??上映後監督のQ&Aがあるということでしたが、上映が終了した時点で11時を過ぎていたので帰りました。でも本当は監督がどんな顔で出てくるのか見てみたかったです。私が監督だったら恥ずかしくて舞台挨拶なんてできないけど彼は大丈夫なんだろうかって真剣に思ってしまいましたが、本人にとっては自信作なのでしょうかね。アルモドバルの新作を抜いて興行トップっていうけど、スペイン人の趣味ってそんなに悪いのでしょうか。まあ、確かにアルモドバル作品もかなり癖のあるものが多いけど、どんな失敗作でもこれよりは100倍いいよな~と思いました。

イタリアの映画も退屈なもとのか、わけわかんないのとかいっぱいあるけど、それはあくまで趣味や感性の違いっていうだけで、少なくとも映画祭や日本で上映される作品に関しては、監督はそれなりの意図があったんだろうくらいのことは思えるものばかりではないかと。

だから、監督は恥ずかしくないのかしらって真剣に思ったのは今回が初めてかも。

スペイン映画にかなり失望したラテンビート映画祭だったので、思わずスペインも嫌いになりそうでしたが、先日「ミツバチのささやき」を観て再び興味を持てそうだから、ほんとよかった。
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by puntarellina | 2009-11-14 11:02 | スペインあれこれ