El Príncipe de la Niebla 読了

以前の日記でご紹介したカルロス・ルイス・サフォンの「El Príncipe de la Niebla」を読み終えました。

どきどきはらはらしながら楽しく読めたのですが、ファンタジーには珍しく(かどうかわかりませんが、私が今まで読んだ作品の中では)主人公達にとっては大きな犠牲を伴う結末で、読み終えたあと暫くは心が痛かったです。でも、それでも読んでよかったと思うし、ある登場人物二人が最後の場面でお互いに対し「知り合えてよかった」と言い合ったように、私も魅力的な彼らの物語に出会えてよかったです。

読む前は、ファンタジーとは言えそこそこページ数もあり(230ページ)、教材用テキストというわけではないので、語彙力のない私にとっては困難な読書になるかと思っていましたが、ストーリーの面白さに助けられ(あとは明らかにイタリア語にも)、思いのほか楽しめました。

さて、今回の私の読書の仕方ですが、最初は大胆にも辞書なしで読み始めました^^;
ところが案の定、辞書を使わずに理解するには語彙力がなさすぎ途中でストーリーがわからなくなってきたので、一度読み進めるのをやめて、最初に戻り辞書を使って読みなおしました。
そして、辞書なしで読み進めた時点まで追い付いたら、また辞書なしで続きを読み、ある程度のところでまた戻って辞書を使って再読・・・というのを繰り返しました。これは今回偶然というか、やむを得ずとった方法でしたが、かなり自分には合った方法でした。というのも、辞書なしでどの程度理解できるかを知ることもできましたし、又最初に辞書なしである程度先まで読んでおくと、辞書を使っての再読時、わからない単語に出会った際にそれが辞書を引くべきものか(つまりキーワードになるのか)、無視していいものか(わからなくてもストーリー把握にそれほど支障のない単語という意味で)の判断がしやすくなるからなのです。

な~んていうと、もっと辞書で調べなさい!なんて言われそうですが、私は気が短いので、全部引いてたりなんかしたらまどろっこしくって途中で投げ出してしまうのは目に見えているので^^;

とまあ、ともあれ120ページまではこの方法で読んでいたのですが、その後、物語がめまぐるしく展開し始め、早く先を知りたいという気持ちがどんどん強くなり、またストーリーも見失わずに追えたので、結局120ページ以降は辞書を使わないまま最後まで読んでしまいました。

思うに、学習言語で本を読む場合、前半の内容をしっかり押さえれば、後半は前半ほど辞書を使わなくてもかなりストーリーを理解しやすくなると思います。このことは、イタリア語学習で新聞記事などを読む際にも実感していたことでしたが、実際今回も120ページまでは適宜辞書を使い内容もしっかり把握できていたことで、後半は辞書なしでもかなり楽に読み進められたのだと思います。

さて、結末を知った今は先を急ぐことなく再読できるので、これから120ページ目に戻って、辞書を片手にストーリーの確認作業をしていこうと思います。特に終盤主人公と悪との決闘の様子を細かく描写したあたりは、戦っていることはわかるけど、どんな風に?というのは掴めなかったので、自分の今抱いているイメージと実際の内容にはかなり違いがあるかもしれません^^:
その違いを発見することも楽しみながら(?)再読していきます。

その作業を終えたら、また最初に戻って単語帳でも作りながら読みなおすか、同じ作者の別のファンタジーを読むか・・・楽しいのは後者だろうけれど、まあそれはそのときの気分で決めようと思います。

ともあれこのファンタジーは私が初めてスペイン語で読んだ記念すべき1冊になりました。
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by puntarellina | 2009-09-27 12:07 | スペイン語