パティ・ディプーサ

「パティ・ディプーサ」は、「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール」などの映画監督ペドロ・アルモドバルが書いた本なんですけど、それを「ペドロ・パラモ」(ペドロ・パラモに関する過去記事はコチラ)の訳者杉山晃氏が翻訳したのだから、私としては読まないわけにはいきません(笑)。さっそく古本を購入し読んでみました。

人に薦められるかどうかはわからない(なにせパティ・ディプーサってポルノスターなので。。。)けれど、とーーーっても面白かったです。

ポルノスターで有名人のパティ・ディプーサは、雑誌に記事を書くよう依頼され、そうして連載が始まるのですけど(実際はアルモドバルが「パティ・ディプーサ」を連載するのですが、物語は一人称で始まり、彼女自身が書いてるという設定になっているのです)、その導入部分が↓です。


「もちろんわたしはそれを引き受けたってわけ。これまで話のあったなかじゃおいしい仕事のほうだもの。わたしみたいな女の子は、何も書いたことがなくたって、いつも作家のような気分なのよ。書きさえすれば、すごく哲学的なことだってかけると思うわ。・・・・・略・・・・・わたしは若いけど、たくさんの人間に会ってきたんだもの。その人間たちの中でわたしがいちばんよく知ってる人間っていえば、わたししかいないじゃない。自分がいちばん知ってることを話すのが、読者に対する礼儀ってものでしょ。・・・・・」


-以上、水声社「パティ・ディプーサ」(杉山晃氏訳)より抜粋-

こういう始まり、とってもわくわくします。でも、その後に書いてあることは結構強烈ですから(ここには書けません・・・)、読んでみた後に、まったく~、pはこんなものを記事にして~って思わないでくださいね(でもやっぱり思うかな~(^^;)

一方、アルモドバルファン、ファンまでいかなくても彼の映画を観て既に免疫のある方(!)にはお勧めです041.gif

パティ・ディプーサ
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by puntarellina | 2009-06-02 09:30 | スペインあれこれ