ハモン ハモン

先日から話題にしている、スペイン映画、ビガス・ルナ監督の「ハモンハモン」なんですけど、なぜこの映画が興味深いのかってことを先生が話してくれたので、以下そのお話をほーーーんのちょっとだけ。本当はいっぱい教えてもらったんだけど、スペイン語が難しすぎて理解不能でした・・・



ちょっとネタバレになります。

私が、最後のシーンはけっこう悲惨なのになぜかげらげら笑ってしまったと言ったら、

あのシーンは、実はゴヤの名作「決闘」をそのまんまコピーしたものなんだよ。

と先生。

そんなことに気付くの先生だけなんじゃない?

って私が言ったら、

いや、スペイン人だったら普通に気付くよ。だってあの絵は、日本人が、シルエットを見ただけですぐ聖徳太子だってわかるのと同じくらい、みんなの頭の中に焼き付いているんだよね。
ステファニア・サンドレッリ(ペネロペ演じるシルビアの婚約者の母役)の乗ってきたメルセデスは、「決闘」の絵の右側に横たわってる牛(ロバ?)だよ。

というのです。日本人にとっての聖徳太子っていう表現が可笑しかったのですが、妙に納得。確かにあのシルエットは見ただけでわかりますよね。

先生は、

この映画は寓意が満載なの。最後のシーン以外にも、例えば○○のシーンは▽▽の意味で、**のシーンは◇◇の意味で、▲▲のシーンは◎◎で・・・・・・エンドレス・・・
(スペイン語が早すぎて残念ながら全く理解できなかった、無念^^;)

ともあれ、いろいろな意味でスペインの現実をかなり皮肉的にデフォルメして描いていて、とっても興味深い作品なんだよ!

え、なに?日本ではエロチックな映画ってことになってるの?

違うんだな~(いや、ある意味違わないと思うけど←私の意見)

・・・・と。


あくまで先生の個人的見解ですが、

¡なるほど~!

と感心してしまいました。

イタリアの映画もそうなんですけど、その国の文化や習慣、社会が分っていないと深いところまで理解できないってことありますよね。

↓はゴヤの「決闘」
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by puntarellina | 2009-02-26 15:30 | スペイン語